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Self-Raising Flour(セルフレイジング・フラワー)

ビジネス通訳|日英中(台湾)逐次通訳:食文化・食材


日本にない、オーストラリアの食材:「Self-raising Flour」。

ご存知の通り、オーストラリアの西洋文化で、主要食にはパンや乳製品が多い。そのためか、それを作るための粉など、たくさん種類があります。

日本でいう普通の小麦粉(薄力粉〜中力粉の程度)に対して、ベーキングパウダーから予め入っている小麦粉は「Self-raising Flour」です。

この「Self-raising Flour」は、日本の小麦粉(薄力粉)100gに対し、ベーキングパウダー小さじ 1〜2、くらいのものです(もちろん、その他にも膨張剤相応のような成分が配合されているでしょう)。

「Self-raising Flour」の発明者は、イギリスのパン屋さん(Henry Jones)で、しかも1845年にパテント(特許)をとったらしいです。

オーストラリアの食文化はイギリスの他に、移住してきたイタリア、ギリシャ、中国(最初は香港や台湾、今は中国大陸が多い)の人々に影響を多く受けています。

一方、アメリカの焼き菓子文化は、独自に発展したものがあったりして「Self-Raising Flour」もアメリカの場合はベーキングパウダーをより少なめ配合の上、塩を加えるらしいです。

アメリカについて詳しくないので、これはあくまで推測ですが、イギリスというより黒人や、カリブ・アフリカなど方面の文化からも多く影響を受けているのではないかと思います。

言語同様に、食を通して地域や国の文化の形成や由来を垣間見ることは、やっぱり、面白いです。

オーストラリアの食文化・食材に興味ある方へ:ご参考に ]

オーストラリアの食文化・食材(2020年記事まとめ)は、別途 note の「食文化・食材の棚」というマガジンに保管しております。その棚(マガジン)には他にも台湾の食文化・食材(2020年記事まとめ)や、他の食文化・食材関連記事やレポートの抄録を置いてあります。宜しければどうぞ、そちらもお気軽にご参照ください。

ビジネス通訳(英語・中国語):セルフ・レイジング・フラワー(小麦粉)
オーストラリア(豪州)のセルフ・レイジング・フラワー(小麦粉)

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Brenda Chen