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日英中通訳:通訳は、専門分野分けの世界

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なんとなく、世間一般の対応と反応からみて「翻訳者」を翻訳マシンやアプリという風なイメージを持たれているようにずっと感じてきました。

アプリ や Google 先生のように言葉を入れてリターンキーを押せば、希望する国の言葉が出てくるような存在。

残念ながら、違うのです。

当たり前ですが、通訳者は語り手の内容自体を理解できなければ、適宜な文章変換もできず、聴き手に伝わるいい通訳もできません。

語彙の組み立てだけで聞き手に伝わる内容に変換できるかというとそうでないのです(翻訳アプリのアルゴリズムはこれが基本となり、だからおかしな内容なったりすることは多いのです)。

つまり、通訳者は語り手の内容について理解できるような知識や背景を持っていなければ、通訳はできません

一般的な話し合いならば、まだそこまでこの特徴が目立たないかもしれないが、専門的な内容とくれば、一気に怖いくらい差がつきます。

通訳者は、実に細かく自分の特化分野を分けて持っているのです。そして、この依頼は自分が担当できるのか、まず疑問を持って確認していきます。

「緊急 – 待遇のいい要件だよ!」という通訳者募集の告知をたまに見ます。興味を持った方は、誰一人すぐに「もらった」という人がいなく、みんな内容の詳細についてまず確認するのです。

そして、自分の専門外だったらどんなにいい待遇でも諦めるしかありません。

書面上の翻訳は、じっくりとパソコンの前で語彙を熟考したり、分からない言葉を調べたりすることはできるが、通訳はせいぜい、事前に関連情報や背景知識を用意するしかできません。現場では、自分の持っている知識と技術とコミュニケーションのセンスで対応するしかできないわけです。

迂闊に専門外の大仕事を引き受けると当日大恥+クライアントに大迷惑をおかけするはめになります(言葉が出てこないとか・・・)。

これがすなわち、通訳の醍醐味の一つであり、コワイところでもあるのです。

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Brenda Chen