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消化器内視鏡専門通訳

医療通訳|医学通訳|消化器内視鏡専門通訳(日英中)


消化器内視鏡の通訳をすることにあたり、最も難しく思ったのは(専門通訳ならばどの分野においてもそうですが)やはり特殊・専門用語が多いというところです。

私はメーカーや代理店側のスタッフだったので、何よりまず商品とアナトミーから入りました。機械的な構造や特徴から材質や名称までが基本で、次はそれを臨床的に必要としている疾患と手技まで学習する必要がありました。

しかしながら以上のどの内容も一般生活の中に馴染みのない言葉だらけで、日本語に限らず自分の母国語である英語(私の場合はこれが第二言語に当たりますが)においてもその単語と表現を勉強しなければなりませんでした。

その過程で「理解」するという意味で最もハードルが高いのは何と言っても手技でした。こればかり読むだけでは本当の理解を得られず、業界に入って最初の半年は週三日異なる病院に通って実際に内視鏡の処置症例に立会い、見学させていただきました。

その後、マーケティングと営業の一環として海外の医師を招聘した学術的な研究会やシンポジウムなどの開催を担当したりして、日本と海外の先生が手技や疾患についての自由討論に通訳としても入らせていただいたりして参りました。

また、日本の社員が海外の情報を活かしやすいように海外の論文を定期的にピックアップして抄略を和訳して、活用ポイントなども添えてリストを作っていました。

そのおかげで一般通訳会社が派遣される通訳の方よりも患者を処置している術者である先生方により沿った通訳ができるようになりました。

と言いながらも、内視鏡手技というのは日々進化しているので、臨床現場から離れていくとどんどんわからなくなります。通訳者としてもこれが最大の難関と言えましょう。

臨床から離れたらもう論文だけでなく世界中の術者が投稿する手技の動画を見るしかないですが、それでも実際に内視鏡室で術者が機械や処置具を操作しながらの手技を見るのと理解度がだいぶ違うので、本当は定期的に症例に立ち合い、術者と話を交わせた方がいい専門通訳者になり続けられます。

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BRENDA CHEN の日英中逐次通訳と消化器内視鏡専門通訳

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