医療英語サークル|オンデマンド英語ワークショップ
大人になってからの英語学習は分野に問わず、要領要ります。
⑴【目的をはっきり持つこと】
大人になってからの英語学習は、漠然ではなくはっきりした理由がなければ、挫折(中断)しやすく、身につきにくくなります。
基本として下記のどちらかの方向で決められた方がいいです(両方も無論 OK)。
・楽しい(英語が好き、気分転換で習いたいや通いたい、自分の中で具体的な楽しみ方のイメージは浮かぶなど)
・日々の生活(仕事など)で実際に使う必要がある(職場や業務において英語コミュニケーションや英語理解の需要がある。もしくは今はないが近い将来に決まったゴールを達成するために英語が必要、など)
⑵【実際に使う場面を作ってみる】
どんなにささやかでも、実際に英語を使う場面を作ることです。仕事の需要が理由ならば日々の仕事で実際にそれを実践する場面を自ら積極的に作り応用に持っていく習慣を見つけること。
楽しむためのものならば、好きな映画、本、ドラマ、雑誌、音楽、なんでもいいのでそれを繰り返してその中にある英語を読んだり聞いたりすること。人と話すのは好きならば、英語圏の人たちが集まるイベントや場所(バーなどもOK)に出かけて遊べばいいです。なければ知り合いや同僚を囲い込み、自分たちの英語サークルを作り楽しめれば GOOD です。
⑶【ネーティブや上手を目指さない】
これ、実はすごく重要。上手になろうとしないことが大事です。
特に日本人は真面目だし「英語」に関しては大人になるまで日本の義務教育で身につけさせられた「英語読めるけど喋れない」体質になっている方が多いので、忙しい大人になった今はまず「上手になろうと考えない」が「英語しゃべれる」ようになる近道です。
それから「正しい英語を使おう」も考えないこと。
30秒以内に文章が出てこなかったら、真っ先に頭で考えるのをやめてとりあえず浮かんだ言葉を一言だけでも口にしてみてください。話はそこからです(笑)。
⑷【シーン(場面)や 言葉のキャッチボールをセットで記憶すること】
これは実践語学の奥義と言っても過言ではないほど、必殺技です。
単語をいかにたくさん覚えるのではなく(受験勉強ではないので)、自分がよくつまずく場面や、よく出くわす英語が必要な場面をシーン(場面)ごとに脳内でその場面の画像と合わせて覚えていってください。
そして、その場面における自分にとってしっくりくるような表現用語とフレーズを最低二つのパターンを場面とセットで脳内でファイリングして保存してください。理想は同じ用途を伝えるための言い回しをそれぞれ三つのパターンまで作って保存してほしいが、大人はみんな忙しいので、二つでよしとしましょう。
ここで大事なのは、この場面に出てくる単語やフレーズを「言葉のキャッチボール」という前提で作ることです。要するに自分以外の誰かが相手としてそこにいることを想定するのです。その相手とのやり取り(会話)をどんなに短くてもいいので、それをシーン(場面)ごとに脳内で以上のようにファイリングした上で内容を保存してください。
⑸【自分ならではの楽しみ方を見つけること】
以上 ⑴ 〜 ⑷ までゴタゴタ並べましたが、最終的に英語や年齢に限らず習い事においては全て「好きこそものの上手なれ」通り、自分ならではの楽しみ方を見つけられた人が長〜く続けられるのです。
そして、続けられるこそ一つ一つの段階に上がり、上達できるのです。
![]() |
| 大人になってからの英語:目的と遊び方が肝心 |
〜 ・ 〜 ・ 〜
消化器内視鏡専門通訳(日英中逐次通訳)、MEC(医療従事者の英語指導)に関するご依頼、その他ご相談・お問い合わせはページトップにある「お問い合わせ」よりご連絡くださいませ。
