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沖縄|珈琲:スーパーの珈琲コーナー

ビジネス通訳|日英中(台湾)逐次通訳:食文化・食材


昨年 11月末に珈琲栽培のフィールドワークに沖縄を訪ねた時に気づいたのは、関西の通常のスーパーと比べて圧倒的に沖縄の方が珈琲スペースの棚が多いということです。

通常は「珈琲・紅茶」などの表示で一列の棚をそれぞれコーヒー、紅茶、ハーブティなどに分けて置くものですが、沖縄のイオンモールではその一列丸ごとを全部、珈琲だけ置いてあるのです。

日英中(台湾)逐次通訳:珈琲と食文化
日英・日中・英中通訳:沖縄スーパーにある珈琲風景

「沖縄にはよっぽど多くの人が珈琲を飲むかな」と思うほど壮観の風景でした。さらに、もう一つの特徴としては UCC(ユーシーシー上島珈琲株式会社)の商品がいかにも棚スペースを占めているということでした。

関西のスーパーでは、UCC をはじめ、その他のメーカーの商品も結構いろいろ置いてあり、どちらを中心に取り扱うのか、多少の差はありつつも、ここまで沖縄イオンモールのように露骨に UCC 一色という風景はあまり見ないのではないかと思います。

「もしかしたら UCC が沖縄に珈琲農園を持っているから(持っているのか?)のではないか」と、この風景を眺めながら考えました。

そしてさらにもう一つの特徴は「森彦の時間」を大いに売り押しているところです。実をいうと沖縄のイオンモールにくるまで私は関西のライフスーパーなどでこの商品を見かけたことがなかったため、あまり知りませんでした。

調べれば、これは北海道札幌の路地にある有名な珈琲店「森彦」が監修する AGF のプロダクト・ラインアップだそうです。この「森彦」は 20 年以上を超える本格老舗で大変有名でいろんな方にもインスピレーションや希望を与えてこられたような存在です。

ホームページに珈琲の淹れ方についてもちゃんと大事なポイントを書いているし(だいたい肝心なところを一つや二つ抜いている説明が多い)、何より店の代表の市川氏が語った下記の言葉は多くの人に共感されるものではないかと、私の胸にも響きました。

人生を賭けた実験だった。もっとも、路地裏の真実を見てきたから、失敗するとは思えなかったけれど。・・・創意工夫があれば、事業はできるのだと。僕も先輩たちの姿に教えられたから、そのリレーができれ ばいい。事業を起こすのは薪ストーブで火を焚くのと似てる。最初は小さな枝から火を点けて、しっかり燃焼させることがだいじ。いきなり太い薪では燃えないからね」。[森彦のHP]:「路地裏への愛着」より引用

ビジネス通訳|英語・中国語(台湾):コーヒーと食文化
ビジネス通訳|日英中逐次通訳:森彦の時間と心に響く言葉

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Brenda Chen