ビジネス通訳|日英中(台湾)逐次通訳:食文化・食材
昨年 11 月末に珈琲栽培のフィールドワークに沖縄へ向かえました。北部は農園訪問中心で、中部と南部は焙煎士や店舗を回ることが中心でした。
珈琲栽培は「山の斜面」「適度の日陰と温度差」というイメージがあったからか、やはり沖縄県の生産者のほとんどは本島北部に集中しているのでしたが、私にはしっくりこなかったのです。
それよりもやはり何度来ても自分にとって心地の良い南部はまだイメージが湧きそうで、その時に考えたのは、もしかすると自分がやるとしたら本島は南部しかない、そしてもっと言えば本島ではないかもしれないということでした。
ともあれ、私は沖縄本島の南部が最も落ち着く場所で大阪に戻る直前にそこで 2泊しかできなかったが、貴重なホッとする休日となりました。
糸満から南城市に向けて車を走ったが、行こうとしたカフェが着いたら営業していないことを知って、糸満に戻ろうとする途中で「AGURO ROAST COFFEE」に出会ったのです(正確にいうとグーグル ナビが代わりの珈琲店を紹介してくれたのです)。
八重瀬にあり、こじんまりとした店舗ですが駐車場がちゃんとあり、店の入り口に立派なオリーブの木がたっていました。見た目はまだ開店して数年しか経っていない印象で新しい店です。
店の説明やメニューを見るとどうやら、自家焙煎の珈琲とベルギーワッフルが売りみたいです。私の目をひいたのは「氷コーヒー」でした。マスターに聞いたらエスプレッソのような濃いコーヒーを氷にしてそれをシロップなどかけたミルクに入れるのです(下記写真参照)。
このアイディアは面白い!とワクワクしながら飲みました。ク〜っ、結構コーヒーの苦味が出ています。私はシロップなしでは無理だったと思います。そして冷たい〜!アイスが好きな方にはたまらないでしょう。夏は特に。
でも、もっと驚いたのはベルギーワッフルの方でした。私が到着したのは午後 2時〜3時台だったかと思いますが、すでに残り少なく売り切れた品の方が多いくらいでした。選択肢があまり残されない中、私はブルベリーのワッフルを店内で温めてもらい食べることにしましたが、これは旨かったです!
大阪のあの有名なベルギーワッフルのような人工的な味付けや食感ではなく、ホームベーカリーしか出せないような旨味でした。ちゃんと自然な素材を使うのはもちろん伝わってくるし、甘みは優しく深みもあるので、発酵の辺も工夫されているのではないかと思います。一個食べたらまたいけちゃうような、飽きない暖かい味でした。
私が泊まった糸満の宿の主人に聞くとどうやら兄弟で展開されている事業で、もともと一人の方がベーカリー(ワッフル)を始めて、その後もう一人が珈琲を展開したようです。
カフェに訪れるお客様は地元の常連さんが多いようで、私が店内でワッフルを堪能していた間にも満席になったりして、その他にテイクアウトにきたファミリーのお客様もいらっしゃいました。お客様とマスターの会話からも、マスターの人柄の温かみが伝わり、ワッフルを食べてコーヒーを飲んで心がほぐれるような空間でした。
[店名]:AGURO ROAST COFFEE
[電話]:098-959-1951
[住所]:沖縄県島尻郡八重瀬町東風平 837 - 1(那覇市と豊見城市に姉妹店があるようで情報は 公式インスタよりご確認ください)。
[営業時間]12 〜 13時・定休日なし
日英中逐次通訳:AGURO ROAST COFFEEのワッフル |
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