ビジネス通訳|日英・日中・英中:つぶやき NEWS
このロスは、私たちが効率化を求めた矢先にできた経済的及び生産的な仕込みからでるもので、社会や業界がまだうまく繋いでいないところも示してくれています。「フォードロス」だとどうしても飲食だけ考えてしまうのだが、生産や経済活動の上、商品化、効率化と品質保証上、どの業界でも抱えている現象だと考えています。
しかし、自然の摂理をみると「すべてのものに使い道がある」「無駄なことは一つもない」ということもよく分かります。人間が経済活動の上それに気づいて解消していくのはやはりすごい進化と感じています。
写真にあるのは、廃棄物とされるパンの端きれをビールに変身させる「ブレッドビール」です。パンの出来栄え(味)や季節ごとに使う小麦粉が異なったりするので、このビールを製造するには毎回レシピの微調整が必要だそうです。さらに、パンから作られたビールである故、その旨味を引き出すには「熟成」を加えるそうです。
大量生産向けのものは、現実的には(よほどこの先にメガ・スーパーコンピューターのようなAIがでてこない限り)多様な商品ラインアップを抱えながらの毎回の微調整で同じ商品特徴を打ち出すのは無理なので、せめて「その時しか出せない最上の味」を前提に生産するしかありません。
しかし、本来仕事というのはずっと同じ対応ではなく毎日新たな発見と試験と提供をしていくものだと観てて再度思いました。「マニュアル通り」のみならば、それこそその仕事はロボットに切り替わります、近い将来に。
そもそも、究極的に言えば「ライスワーク」というワークは存在していません。人がやるものだったら、いくらでもその過程に進化が起こりうるはずです。これからのAI でさえ、プログラミングされてから自らどんどん吸収して進化してオリジナルティを生み出していけるようなものですから。
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