ビジネス通訳|日英中逐次通訳:珈琲栽培(沖縄)
「土・水・虫・品種」を題にしたのですが、わかりやすくいうと「生態と自然循環」作りの概念と工夫です。珈琲栽培に限らず、植物栽培や農作物全般において最終的に良い農園とは農園自体が一つの良い生態環境となっており、そこに自然の循環が成り立っています。
もっと言えば、過去 20年間超えの私自身の社会人経験からではどの事業や活動も、基本「持続可能な循環型」形態に辿り着かなければ、最終的に淘汰され、成り立たないという真理が 20年目を過ぎた頃から徐々に気付きました。
そもそも「循環型」でなければ、労力もコストもその他リソースも無駄になるところが多く、社会・時代・大環境など一国・一社・一個人ではどうしようもない要素を常に柔軟に対応し続けていくのはどんどんしんどくなるはずです。進化も土台に基づいて自然な移り変わりというものが少ないため、これまでと切り離してゼロから作らなければいけないパターンしかないと持続難度が上がります。
最近ネットでこの発見をキーワードで調べてみたらどうやら「循環型社会」という言葉があって主に国政レベルで環境省などが取り組むテーマの一つみたいですが、上述のように他人事ではなくいずれ全ての分野と科目や単位でそれぞれ独自の循環「輪」が現れ、それらの輪が垣根を超えて水面の波紋の如く関わり合い影響しあっていく社会はこれから始まると思います。実際に浸透するまでは 22世紀かもしれないが、その 100年前の今 (2020年)が始まりです。
その始まりの下準備はおそらく過去 20年(今年は 2020年として)だったのではないかという気がします。フェーズの切り替えは 3年、5年、7年、10年、20年、30年などの感覚をします。私は人間なので、まだそんなスパンでしか体験できていないがね。そして切り替わりは必ずしもスパッとページをめくるようなものではなく過去何年間遡りと未来何年間先渡りあちこち変化が出て重ねます。
さて、珈琲栽培の話に戻ります。昨年末の沖縄本島でのフィールドワークでは沖縄県庁をはじめ、いくつかの生産者と彼らのコーヒー農園を見に行ってきました。それぞれの農園は地理・地形・環境が異なるし、それぞれ自分の農園に合った方程式を試行錯誤で模索されていました。
【害虫】
沖縄はもともと珈琲栽培に適した地域ではなく、まだ生産者も量も少ないからか、現在他の国で見られる害虫の問題はありません。しかし沖縄県庁の担当者とお話しした際に注意されたのは「現在日本では珈琲害虫に使える農薬はない(登録されていない)ので、もし今後発生したら打つ手が限られてしまいます」更に「これまで他の農作物などの歴史を見ると特にハウス栽培した場合は、害虫が出れば一気に蔓延するので、使える農薬がないのは大きな懸念となります」とおっしゃいました。
沖縄でわざわざコーヒーをハウス栽培でしかも大きい規模で試したい方はあまりいないとは思うが、九州では「ハウスコーヒー」という方向での動きはあるらしいです。ちなみにハワイなどは害虫問題が深刻らしく無農薬での栽培はまず無理だそうです。
一方、台湾ですが今年明けに母の同級生の知り合いが珈琲農園を受け継いで栽培に携わっているのでお話を伺いに行ってきました。コーヒーチェリーを食べてしまうコーヒーノミキクイムシ(ベリーボーラー)は存在しています。実はそこでコーヒーチェリーを見せていただいた時にその虫がついたチェリーがあって(虫は生きています)写真を撮らせていただきました。

コーヒーノミキクイムシ(ベリーボーラー)
母の指先に乗っかっている黒い点がそのベリーボーラーです。チェリーを食べてしまうので表面に見えていなくても中に入っていることがあります。そのためもあって、台湾ではある程度農薬を使っているそうです。
【品種】
現在沖縄で栽培されている珈琲の品種は主に赤い実をつける「ニューワールド1号」と黄色い実をつける「ニューワールド2号」だと言われています。ネイミングセンスはイマイチだと思うものの、そう呼ばれるようになってしまったので仕方ありません。
これらは数十年前にブラジルから沖縄に導入されたアラビカ種で、ニューワールド1号は、シモサカ農園から来たムンドノーボ、2号はイエローブルボン、もしくはイエロームンドノーボと言われています。赤いムンドノーボは病害虫に強く生産性が高く、味は甘味・酸味のバランスがいいです。そして黄色いイエローブルボン(エロームンドノーボ)はブルボンの優性突然変異からきたアマレロ種(ポルトガル語で黄色の意)で、甘味が特徴です。

「ニューワールド2号」(イエローブルボン・アマレロ)
実際に沖縄で味見させていただきましたが、黄色いチェリーは甘味の度合いが赤いチェリーの倍でした。ただ、もともと沖縄は珈琲栽培に適していないとされているので、あまり固定観念にとらわれず色々な品種を試したり更に交配したりもして沖縄ならの新しい品種開発することもありかと思われます。むしろそっちの方がより希少価値を生み出せる手法の一つでもあるのかと感じております。きっと台湾ならそう考えております。
【水の工夫と散水】
沖縄の珈琲農園の多くは水道がないので写真のように大きいタンクに貯水してそこから必要に応じて散水したりします。農園それぞれ環境が違うので、散水の必要量は一概には言えません。更に季節によって雨量が変わったりしますので、雨量が足りれば散水する必要はありません。また、樹齢の高い大きいコーヒーの木と違って幼い木は水量を保持する力はなく、水量の増減にも敏感なので適宜で安定な水量を比較的に要します。
それぞれの農園はその地域に沿った自然の水などを引用する工夫を施されています。場合によって海水を使う農園もあります。普通に考えれば人間や動物など生き物同様に水によって果実の風味が変わったりするのは当たり前です。基本自分の農園の土地の特徴をよく理解した上、その特徴と相性のいい方程式を見出すのがベストと言えましょう。また、土壌作りというのは生態の土台を作ると同じ意味なので、世界中あらゆる森林や木の生態に関する資料や情報を収集して観察して参考にするのもいいかと思われます。

随行通訳|珈琲栽培:貯水タンク(散水用)
以前の記事でもふれましたが、沖縄で珈琲栽培の課題の一つは台風ですが、その台風直後に木についた塩分などを散水することによって葉焼けを防げるだけでなく、落とされた海水が土壌のミネラルを豊富にしてくれるので、より豊かな土に変わっていくのです。
【土作り】
水以外にも土作りに必要な要素が様々です。乏しい土から良い植物が生まれません。しかし良い土壌になるまで時間がかかるもの事実です。まず、もともとその土地はどんな岩石や地層形成の背景を持っているのかを調べる必要があるかと思われます。そしてどんな植物がその土地で生長してきたのかも大事です。
台湾のコーヒーのほとんどは、茶園の畑から生まれました。そのこともあって烏龍茶などの香りはかすかにします。それまでにこの土地はどういう風に扱われてきたのか、その背景を知ることもテロワール作りの上に重要なことです。
アルカリ性の土と弱酸性の土では特徴が違い、土壌作りの方程式の方針も変わってくるのでしょう。もともとコーヒー栽培では弱酸性の方が向いていてると言われているが、私はそう頑なに従来の概念にこだわらずにやった方がいいと思います。何故ならば何度も繰り返すが、そもそも沖縄はコーヒーに適した産地とみなされていないからです。
沖縄本島ではどうやら南部がアルカリ性寄りで北部が弱酸性寄りみたいです。今年 2月頃にようやく糸満から初めて現地生産の豆を使ったカッピングが行われたそうです。北部の豆と違ってやはり海(潮)の味がするそうです。おそらく土壌にあるミネラル量の違いやアルカリ性の特性からくるものではないかと思われます。
土作りに必要な肥料ですが、材料として「植物性のもの(米ぬかなど)」と「動物性のもの(鶏の糞や卵や魚の骨など)」に分かれて、片方しか使わないところもあれば、両方を使うところもあります。また、生態を活性化して良い土壌を作るために微生物の生態が大事です。用いられる微生物も大きく二つに分かれ「好気性菌(米ぬかなど)」と「嫌気性菌(EM菌)」を挙げられます。実は沖縄本島には EM研究機構が中頭郡北中城村にあります。そして EM(微生物)を使ったオリーブ栽培も試みされています。
果実の味は、農園の熟成度や木の年齢とともに変化するものとされています。人間と同様にコーヒーの木がまだ若いうちに、それほど変化や深みのある味は出ません。果実の量ももちろん安定しません。農園の熟成度というのは、上述にある土壌の熟成度を含め、その農園にまつわる生態環境と循環の熟成度を指しています。そして収穫後の果実の処理方法など農園それぞれ独自に生み出した手法の熟度です。
現在沖縄のコーヒー農園では一つの木からの収穫量はまだ海外農園の通常の半分と言われています。正確な数字ではないかもしれないが、一説には沖縄のコーヒー年産量は 1トン、台湾は 1000トンとなっていますが、それでも台湾産コーヒーは国内すらあまり流通に流れていなくいまだに幻の存在ではあります。後 5年でもしたらまた変わってくるかもしれませんが、今はやはり限られた場所や地域でしか見かけません。
[ コーヒー好きな方へ:ご参考に ]
沖縄の珈琲栽培(2020年記事まとめ)や 珈琲道具アレコレ(2020年記事まとめ)など、他のコーヒー関連記事やレポートの抄録を別途に note の「珈琲の棚」というマガジンに保管しております。宜しければどうぞ、そちらもお気軽にご参照ください。
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皆様からのお便りと良きご縁を心よりお待ちしております。
「土・水・虫・品種」を題にしたのですが、わかりやすくいうと「生態と自然循環」作りの概念と工夫です。珈琲栽培に限らず、植物栽培や農作物全般において最終的に良い農園とは農園自体が一つの良い生態環境となっており、そこに自然の循環が成り立っています。
もっと言えば、過去 20年間超えの私自身の社会人経験からではどの事業や活動も、基本「持続可能な循環型」形態に辿り着かなければ、最終的に淘汰され、成り立たないという真理が 20年目を過ぎた頃から徐々に気付きました。
そもそも「循環型」でなければ、労力もコストもその他リソースも無駄になるところが多く、社会・時代・大環境など一国・一社・一個人ではどうしようもない要素を常に柔軟に対応し続けていくのはどんどんしんどくなるはずです。進化も土台に基づいて自然な移り変わりというものが少ないため、これまでと切り離してゼロから作らなければいけないパターンしかないと持続難度が上がります。
最近ネットでこの発見をキーワードで調べてみたらどうやら「循環型社会」という言葉があって主に国政レベルで環境省などが取り組むテーマの一つみたいですが、上述のように他人事ではなくいずれ全ての分野と科目や単位でそれぞれ独自の循環「輪」が現れ、それらの輪が垣根を超えて水面の波紋の如く関わり合い影響しあっていく社会はこれから始まると思います。実際に浸透するまでは 22世紀かもしれないが、その 100年前の今 (2020年)が始まりです。
その始まりの下準備はおそらく過去 20年(今年は 2020年として)だったのではないかという気がします。フェーズの切り替えは 3年、5年、7年、10年、20年、30年などの感覚をします。私は人間なので、まだそんなスパンでしか体験できていないがね。そして切り替わりは必ずしもスパッとページをめくるようなものではなく過去何年間遡りと未来何年間先渡りあちこち変化が出て重ねます。
さて、珈琲栽培の話に戻ります。昨年末の沖縄本島でのフィールドワークでは沖縄県庁をはじめ、いくつかの生産者と彼らのコーヒー農園を見に行ってきました。それぞれの農園は地理・地形・環境が異なるし、それぞれ自分の農園に合った方程式を試行錯誤で模索されていました。
【害虫】
沖縄はもともと珈琲栽培に適した地域ではなく、まだ生産者も量も少ないからか、現在他の国で見られる害虫の問題はありません。しかし沖縄県庁の担当者とお話しした際に注意されたのは「現在日本では珈琲害虫に使える農薬はない(登録されていない)ので、もし今後発生したら打つ手が限られてしまいます」更に「これまで他の農作物などの歴史を見ると特にハウス栽培した場合は、害虫が出れば一気に蔓延するので、使える農薬がないのは大きな懸念となります」とおっしゃいました。
沖縄でわざわざコーヒーをハウス栽培でしかも大きい規模で試したい方はあまりいないとは思うが、九州では「ハウスコーヒー」という方向での動きはあるらしいです。ちなみにハワイなどは害虫問題が深刻らしく無農薬での栽培はまず無理だそうです。
一方、台湾ですが今年明けに母の同級生の知り合いが珈琲農園を受け継いで栽培に携わっているのでお話を伺いに行ってきました。コーヒーチェリーを食べてしまうコーヒーノミキクイムシ(ベリーボーラー)は存在しています。実はそこでコーヒーチェリーを見せていただいた時にその虫がついたチェリーがあって(虫は生きています)写真を撮らせていただきました。
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コーヒーノミキクイムシ(ベリーボーラー) |
母の指先に乗っかっている黒い点がそのベリーボーラーです。チェリーを食べてしまうので表面に見えていなくても中に入っていることがあります。そのためもあって、台湾ではある程度農薬を使っているそうです。
【品種】
現在沖縄で栽培されている珈琲の品種は主に赤い実をつける「ニューワールド1号」と黄色い実をつける「ニューワールド2号」だと言われています。ネイミングセンスはイマイチだと思うものの、そう呼ばれるようになってしまったので仕方ありません。
これらは数十年前にブラジルから沖縄に導入されたアラビカ種で、ニューワールド1号は、シモサカ農園から来たムンドノーボ、2号はイエローブルボン、もしくはイエロームンドノーボと言われています。赤いムンドノーボは病害虫に強く生産性が高く、味は甘味・酸味のバランスがいいです。そして黄色いイエローブルボン(エロームンドノーボ)はブルボンの優性突然変異からきたアマレロ種(ポルトガル語で黄色の意)で、甘味が特徴です。
「ニューワールド2号」(イエローブルボン・アマレロ) |
実際に沖縄で味見させていただきましたが、黄色いチェリーは甘味の度合いが赤いチェリーの倍でした。ただ、もともと沖縄は珈琲栽培に適していないとされているので、あまり固定観念にとらわれず色々な品種を試したり更に交配したりもして沖縄ならの新しい品種開発することもありかと思われます。むしろそっちの方がより希少価値を生み出せる手法の一つでもあるのかと感じております。きっと台湾ならそう考えております。
【水の工夫と散水】
沖縄の珈琲農園の多くは水道がないので写真のように大きいタンクに貯水してそこから必要に応じて散水したりします。農園それぞれ環境が違うので、散水の必要量は一概には言えません。更に季節によって雨量が変わったりしますので、雨量が足りれば散水する必要はありません。また、樹齢の高い大きいコーヒーの木と違って幼い木は水量を保持する力はなく、水量の増減にも敏感なので適宜で安定な水量を比較的に要します。
それぞれの農園はその地域に沿った自然の水などを引用する工夫を施されています。場合によって海水を使う農園もあります。普通に考えれば人間や動物など生き物同様に水によって果実の風味が変わったりするのは当たり前です。基本自分の農園の土地の特徴をよく理解した上、その特徴と相性のいい方程式を見出すのがベストと言えましょう。また、土壌作りというのは生態の土台を作ると同じ意味なので、世界中あらゆる森林や木の生態に関する資料や情報を収集して観察して参考にするのもいいかと思われます。
随行通訳|珈琲栽培:貯水タンク(散水用) |
以前の記事でもふれましたが、沖縄で珈琲栽培の課題の一つは台風ですが、その台風直後に木についた塩分などを散水することによって葉焼けを防げるだけでなく、落とされた海水が土壌のミネラルを豊富にしてくれるので、より豊かな土に変わっていくのです。
【土作り】
水以外にも土作りに必要な要素が様々です。乏しい土から良い植物が生まれません。しかし良い土壌になるまで時間がかかるもの事実です。まず、もともとその土地はどんな岩石や地層形成の背景を持っているのかを調べる必要があるかと思われます。そしてどんな植物がその土地で生長してきたのかも大事です。
台湾のコーヒーのほとんどは、茶園の畑から生まれました。そのこともあって烏龍茶などの香りはかすかにします。それまでにこの土地はどういう風に扱われてきたのか、その背景を知ることもテロワール作りの上に重要なことです。
アルカリ性の土と弱酸性の土では特徴が違い、土壌作りの方程式の方針も変わってくるのでしょう。もともとコーヒー栽培では弱酸性の方が向いていてると言われているが、私はそう頑なに従来の概念にこだわらずにやった方がいいと思います。何故ならば何度も繰り返すが、そもそも沖縄はコーヒーに適した産地とみなされていないからです。
沖縄本島ではどうやら南部がアルカリ性寄りで北部が弱酸性寄りみたいです。今年 2月頃にようやく糸満から初めて現地生産の豆を使ったカッピングが行われたそうです。北部の豆と違ってやはり海(潮)の味がするそうです。おそらく土壌にあるミネラル量の違いやアルカリ性の特性からくるものではないかと思われます。
土作りに必要な肥料ですが、材料として「植物性のもの(米ぬかなど)」と「動物性のもの(鶏の糞や卵や魚の骨など)」に分かれて、片方しか使わないところもあれば、両方を使うところもあります。また、生態を活性化して良い土壌を作るために微生物の生態が大事です。用いられる微生物も大きく二つに分かれ「好気性菌(米ぬかなど)」と「嫌気性菌(EM菌)」を挙げられます。実は沖縄本島には EM研究機構が中頭郡北中城村にあります。そして EM(微生物)を使ったオリーブ栽培も試みされています。
果実の味は、農園の熟成度や木の年齢とともに変化するものとされています。人間と同様にコーヒーの木がまだ若いうちに、それほど変化や深みのある味は出ません。果実の量ももちろん安定しません。農園の熟成度というのは、上述にある土壌の熟成度を含め、その農園にまつわる生態環境と循環の熟成度を指しています。そして収穫後の果実の処理方法など農園それぞれ独自に生み出した手法の熟度です。
現在沖縄のコーヒー農園では一つの木からの収穫量はまだ海外農園の通常の半分と言われています。正確な数字ではないかもしれないが、一説には沖縄のコーヒー年産量は 1トン、台湾は 1000トンとなっていますが、それでも台湾産コーヒーは国内すらあまり流通に流れていなくいまだに幻の存在ではあります。後 5年でもしたらまた変わってくるかもしれませんが、今はやはり限られた場所や地域でしか見かけません。
[ コーヒー好きな方へ:ご参考に ]
沖縄の珈琲栽培(2020年記事まとめ)や 珈琲道具アレコレ(2020年記事まとめ)など、他のコーヒー関連記事やレポートの抄録を別途に note の「珈琲の棚」というマガジンに保管しております。宜しければどうぞ、そちらもお気軽にご参照ください。