ビジネス通訳:通訳屋の珈琲備忘録(テイスティングノート)
ドミニカ(ジュピター)
<生豆産国>
ドミニカ
<製造者>
ジュピターコーヒー株式会社
<豆と味の特徴・水温>
浅煎り寄りの豆で、一口噛んだら微かな酸味はあるものの、抽出の際に基本それが表に出なく、酸味がほとんどない豆である。ナッツの香りが中心となり、苦味の後は甘みと渋味が両方出る。
基本、85度以上の水温で抽出すると上記の苦味や渋味が強まる。一方、81度〜82度台くらい下げればコクと苦味がはっきりしながらもまろやかな味になり、そして上記のように苦味の後は甘みも現れる。
全体的にあまり個性の強くない、シンプルな豆である(ちょっとつまらないくらい笑)。
ドミニカ(ジュピター):豆と味の特徴・水温 |
<豆挽き目安>
中挽きくらいが適宜。また、水温に合わせて調整すれば GOOD。
<淹れ方と道具>
フレンチプレスだとこの豆はドロすぎになり(逆に粗く低温で淹れたらすぐに薄くなりすぎ)、基本、フレンチプレスには不向きで、デフォルトの円錐形ドリッパー(例:ハリオ HARIO)で抽出するのが一番クリーンである。
ドミニカ(ジュピター):淹れ方と道具 |
<値段・コスパ>
918円(200g・税込)で、正直この価格台では同じジュピターの商品ラインアップの中でも、もっと優れたものがある。淹れやすさ、個性の豊かさなど、あらゆる角度から評価しても似た価格で私は他の商品を選ぶのかな。
[ コーヒー好きな方へ:ご参考に ]
珈琲道具アレコレ(2020年記事まとめ)や、沖縄の珈琲栽培(2020年記事まとめ)など、他のコーヒー関連記事やレポートの抄録を別途に note の「珈琲の棚」というマガジンに保管しております。宜しければどうぞ、そちらもお気軽にご参照ください。
ドミニカ(ジュピター):値段・コスパ |
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