ビジネス通訳|日英中(台湾)逐次通訳:食文化・食材
「スーパーフード」と言えば、日本ではまず専門食品店に行かないと手に入らないが、オーストラリアでは普通にスーパーで購入できます。
以前からオーストラリアは肥満対策などとして「健康食ブーム」が巻き起され、最初は日本食である「寿司」が大ブレークして( 20 年も前ですが)今はさらに多様化を見せて、最近はどうやら南米の伝統食材がブームのようです。
その中でも南米プルーに植生する「マカ ( maca ) 」が今盛況を見せています。カフェに行けば、当然のようにシェークやスムージーの目玉商品として打ち出されています。
マカ ( maca ) の根は薬用ハーブとして使われているようで、日本はまだ馴染みがないがサプリや男性のスタミナ上げとして紹介されているようです。
一方、オーストラリアではそういったニッチな効果より全般的にこれは現代人のエネルギー(対ストレス)アップ、免疫向上、細胞活性化(もうなんでも言いよう)などにつなぐと言い、黄金価値のあるスーパーフードとして扱われています。
マカ ( maca ) の他にも多くのスーパーフードがスーパーで売られています。例えば、カカオニブが普通に 100g 袋でスーパーに置いてあります。
何年か前に「健康的なカカオ(チョコ)」として日本では CM なども新しいチョコの概念を宣伝していた頃にこの「カカオニブ」が一時的に日本でも増えましたが、輸入量は少ないか何かの理由で結局、ベーカリー業者の間ではあまり表に出さなかったし、その他の飲食品にも変わりはありませんでした。
私も一度、ニブを使った「手作りピュアチョコ」みたいなものを個人出店のブースから購入して味見したが、チョコ好きな私は完食できませんでした。まずかったです。
健康食といえども、他の食材と同様、美味しく仕上げられなければ繁栄できません。でも、カカオニブは本来そこまでまずくないはずだと今も思います。
いつか新鮮なカカオから作られるニブや美味しいチョコを味わえるようになりたいです。イタリア人に聞くと普通にカカオ(豆)購入でき、それをオリーブオイルと塩だけでイタリアでは、家でホームメイド・チョコを作っているそうです。
そんな暮らしをアジアで実現したいのです。
※ 次回の「スーパーでスーパーフード」では日本でまだ馴染みのないスーパーフードを取り入れたグルテンフリー粉、いわゆる小麦粉の代用品をご紹介します。
| オーストラリアのスーパーフード:マカの流行り |
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