医療英語サークル|オンデマンド英語ワークショップ
多くの医師は最初に海外の学会に行かれるきっかけはご自身のポスターを貼り、プレゼンテーションするためではないかと思われます。
が、いきなり異国で人前で短いポスターセッションとはいえ、違和感なく英語プレゼンを行える方はあまりいらっしゃいません。それが億劫でポスターだけ貼って姿を消す方もいらっしゃるそうです。
たとえ英語プレゼンができたとして、のちにくる Q&A (質疑応答)が怖くてやはりできない(やりたくない)と思う方も少なくないはずです。
しかし、常にこのようなリアルな海外現地体験が毎年できるとは限らないし、その都度チャンスを活用しなければますます英語から遠ざかっていきます。教育や研究目的を優先としない職場ならばまだ良いとして、毎年文献・抄略の提出を課される大学病院などではやはり英語と仲良く付き合っていきたいものです。
医療分野など限らず英語で自分にとって大切な活動を言葉で人とやりとりできるようになれば、世界が広がり、メリットも大きいです。
いきなり長く難しいものというより、発生頻度が多く身近なものが良いのです。そういう意味では最初は文献作成から入り、そこからいくつか口頭で使える表現や言い回しをピックアップし、自分にとって覚えやすいようなシステムを作るのはもっとも合理的です。
そして、海外の学会で採用され、ポスタープレゼンが決まればそれに向かって1ヶ月や2ヶ月前から少しずつ準備すれば良いのです。
日本の医師にとって文章を作るのはそれほど大変ではないらしく、そういう意味では 5分や 10分ほどのスピーチのような原稿さえ作り暗記すればプレゼンできるようになるわけですが、ポイントはその過程でいかに「今後使いやすいように」上記のように表現や言い回しを蓄積していくためのシステム、すなわち:
① 自分らしいシステムを見つけて実施するのと、
② スピーチの際にネイティブや日本人以外の方にも聞き取りやすく伝わりやすい発音(イントネーション)
を体で徐々に覚えていけるようにするのが大事です。
加えて、最大の難関はおそらく Q&A の攻略法です。これにも二つのポイントがあります:
③ 一つは事前になるだけ質問を想定してみることです。
④ もう一つは、質問を聞き取れない前提で臨むことです。
これはどういうことかというと、Q&A 開始前にまず自分は英語が不得意で聞き取りにくい時はあるので、質疑の方にゆっくり話していただくことをを先に宣言してください(もしスピーチとQ&A は前後にはっきりと分けていない場合は、スピーチの前に宣言してください)。そして、書くものを用意して聞き取れなかった場合に最後の手段として質疑を文面にしていただきましょう。
パーフェクトを狙うのではなく、実践的に仕事をこなしていくうちに上達するものと心得るのが一番の近道で、特効薬です。アクションのうち慣れていくと腹をくくるのです。
英語プレゼンに対するアレルギー体質を改善するためにも、なるだけ普段から短い症例発表などを活用し、院内や同じ地域の医療従事者同士で集まり、シミュレーションやロールプレイ感覚で英語プレゼンと Q&A を練習するのは良いです。また、それを通して地域のネットワーク作りや交流の一環として楽しむのもまたいいのです。
MEC (Medical English Club) は、そういう医師や医学研究者の具体的な英語コミュニケーションの悩みや課題に合わせたカウンセリング型、問題改善型のオンデマンド・セミナーとワークショップをご提案いたします。そして、英語の悩みを通して医療英語サークルを作り、医師の横つながり・輪作りのお手伝いさせていただきます。
消化器内視鏡専門通訳(日英中逐次通訳)、MEC(医療従事者の英語指導)に関するご依頼、その他ご相談・お問い合わせはページトップにある「お問い合わせ」よりご連絡くださいませ。
皆様からのお便りと良きご縁を心よりお待ちしております。
が、いきなり異国で人前で短いポスターセッションとはいえ、違和感なく英語プレゼンを行える方はあまりいらっしゃいません。それが億劫でポスターだけ貼って姿を消す方もいらっしゃるそうです。
たとえ英語プレゼンができたとして、のちにくる Q&A (質疑応答)が怖くてやはりできない(やりたくない)と思う方も少なくないはずです。
しかし、常にこのようなリアルな海外現地体験が毎年できるとは限らないし、その都度チャンスを活用しなければますます英語から遠ざかっていきます。教育や研究目的を優先としない職場ならばまだ良いとして、毎年文献・抄略の提出を課される大学病院などではやはり英語と仲良く付き合っていきたいものです。
医療分野など限らず英語で自分にとって大切な活動を言葉で人とやりとりできるようになれば、世界が広がり、メリットも大きいです。
いきなり長く難しいものというより、発生頻度が多く身近なものが良いのです。そういう意味では最初は文献作成から入り、そこからいくつか口頭で使える表現や言い回しをピックアップし、自分にとって覚えやすいようなシステムを作るのはもっとも合理的です。
そして、海外の学会で採用され、ポスタープレゼンが決まればそれに向かって1ヶ月や2ヶ月前から少しずつ準備すれば良いのです。
日本の医師にとって文章を作るのはそれほど大変ではないらしく、そういう意味では 5分や 10分ほどのスピーチのような原稿さえ作り暗記すればプレゼンできるようになるわけですが、ポイントはその過程でいかに「今後使いやすいように」上記のように表現や言い回しを蓄積していくためのシステム、すなわち:
① 自分らしいシステムを見つけて実施するのと、
② スピーチの際にネイティブや日本人以外の方にも聞き取りやすく伝わりやすい発音(イントネーション)
を体で徐々に覚えていけるようにするのが大事です。
加えて、最大の難関はおそらく Q&A の攻略法です。これにも二つのポイントがあります:
③ 一つは事前になるだけ質問を想定してみることです。
④ もう一つは、質問を聞き取れない前提で臨むことです。
これはどういうことかというと、Q&A 開始前にまず自分は英語が不得意で聞き取りにくい時はあるので、質疑の方にゆっくり話していただくことをを先に宣言してください(もしスピーチとQ&A は前後にはっきりと分けていない場合は、スピーチの前に宣言してください)。そして、書くものを用意して聞き取れなかった場合に最後の手段として質疑を文面にしていただきましょう。
パーフェクトを狙うのではなく、実践的に仕事をこなしていくうちに上達するものと心得るのが一番の近道で、特効薬です。アクションのうち慣れていくと腹をくくるのです。
英語プレゼンに対するアレルギー体質を改善するためにも、なるだけ普段から短い症例発表などを活用し、院内や同じ地域の医療従事者同士で集まり、シミュレーションやロールプレイ感覚で英語プレゼンと Q&A を練習するのは良いです。また、それを通して地域のネットワーク作りや交流の一環として楽しむのもまたいいのです。
MEC (Medical English Club) は、そういう医師や医学研究者の具体的な英語コミュニケーションの悩みや課題に合わせたカウンセリング型、問題改善型のオンデマンド・セミナーとワークショップをご提案いたします。そして、英語の悩みを通して医療英語サークルを作り、医師の横つながり・輪作りのお手伝いさせていただきます。
受験目的でなく「使う英語」のために。
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