ビジネス通訳:通訳屋の珈琲備忘録(テイスティングノート)
ヨーロピアンブレンド(ジュピター)
<生豆産国>
ブラジル、コロンビア、他
<製造者>
ジュピターコーヒー株式会社
<豆と味の特徴・水温>
開封してすぐに深煎り豆によくある、スモーキーな香りがたつ。挽いたらコクのある深い香りに変わる。
最初はやや細か目に挽いて 86度の水温で淹れてみた。なんと、飲んだら甘みもあって美味しい!しかも確かにクラシック・ヨーロピアンのイメージがして、深煎りが醸し出すコーヒーらしさにコクと甘み。酸味は一切なく、牛乳にもすごく合う。
さすがに人気 No.2 だけのことはある(人気 No.1 は ジュピターブレンド)。
ヨーロピアンブレンド(ジュピター):豆と味の特徴・水温 |
<豆挽き目安>
やや粗挽き〜 が適宜。
ヨーロピアンブレンド(ジュピター):淹れ方と道具 |
<淹れ方と道具>
円錐形ドリッパー(例:ハリオ HARIO)、台形型ドリッパー(三つ穴カリタ式)両方とも OKだが、フレンチプレスにおいては雑味や苦味が出やすい(泥っぽくもなる)ため、不向き。水温は基本 86度以下。88度を超えると色んな味がわからなくなり、苦味が濃くなるだけ。
<値段・コスパ>
648円(200g・税込)でお手頃な豆。というより、この値段にこの品質ならばお買得!といえよう。ジュピターはどうやら看板商品として「ブレンド」のベース商品にこだわりを持っていてとても力を入れているよう。深煎りで王道ヨロッパ風のコーヒーを楽しみたい方ならば、このヨーロピアンブレンドが良いチョイスだろう。アメリカンや一般的なコーヒーを楽しみたい方ならば、従来のジュピターブレンドがオススメ。
[ コーヒー好きな方へ:ご参考に ]
珈琲道具アレコレ(2020年記事まとめ)や、沖縄の珈琲栽培(2020年記事まとめ)など、他のコーヒー関連記事やレポートの抄録を別途に note の「珈琲の棚」というマガジンに保管しております。宜しければどうぞ、そちらもお気軽にご参照ください。
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